私がわたしである事・自分がじぶんである事


 「あーあーっ!黙ってれば良かったのに、ベラベラしゃべって、私ってばかじゃない!!」
 この間の事です。ある問題で知人と会話していた時のことを、今もずーっと後悔しているのです。本当は必要な事だけ喋ってクールに閉めたかったのですが、自分の動揺をもろに出してしまったのです。自分が小さい人間に思えました。格好悪い なと思いました。こんなの私じゃないと思いました。相手に自分を曝け出した事が 恥ずかしいと思いました。
 そのままの私を受け入れ、用い、愛してくれる神様が、【そのままでいい】と言っているのに、どうして私は自分を受け入れられないのでしょうか?・・・多分、人に良く見られたい思いがあるのでしょう。凛々しく勇敢で落ち着いていて、いつ も冷静でありたい、弱さはいけない、おちゃらけは馬鹿見たい、私は馬鹿じゃな  い、自分では「私は馬鹿よ」と言っても人にそう思われたくない・・と言う気持ち があるんですね。
 私が私である事、自分が自分である事、とっても大事だなと思います。いつも人の目を気にしながらいる事はやっぱりシンドイですもんね。  
    【だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。・・新約聖書マタイ6・34】

前 へ  【みんなの声】の目次  次 へ