牧師のひとり言の目次 

完 璧 ?


 この前ネットでこんな文章を見ました。
 『今日、仕事でNYに来てた昔の同級生(←日本人)に、25年ぶりぐらいで再会した。そのひとは、かなり長いこと東南アジアのある国で暮らし、昨年東京に戻ったそうなんだけど、ひさしぶりの日本は「完璧じゃないことをみんなで批判しみんなで罰する社会」になっていることに驚いた、と言ってました。』

 ずっと昔ある牧師が言っていた、罪人であるということは出来損ないであるということだ、という言葉を思い出しました。
 義人はいないと言われてるんだから、誰もが出来損ないであり完璧じゃないということを認めて生きていくべきなんだろうなと思います。それを認めないと、間違いを修正することも謝罪することもできなくなってしまうように思います。
 完璧でないことを批判し罰するよりも、赦し愛する者になりたいなと思います。相手に対しても、そして自分に対しても。