牧師のひとり言の目次
緊張も心配も
名前は忘れたけれど、やたら緊張する性格でいつも緊張する緊張すると言っていて、またネガティブに考える癖があって、失敗したり負けたりしたらどうしようと心配ばかりしているお相撲さんがいる、とラジオで言っていた。
緊張するのは自分をよく見せたいという欲望があるからだ、というようなことは分かってはいるつもりだ。だけど、よく見せたいという気持ちを無くせそうにないから困っているわけでして、どうしたもんかなと思う。
そもそも緊張したり心配ばかりすることが悪いことであって、それを無くすことが正しく良いことのように思っているけれど、本当にそうなんだろうか。なんだかそんなに悪いことじゃないような気がしている。それを悪いことだと思い、改められない自分を自分で責め否定することこそが一番悪いことなんじゃないのかな。
緊張ばかり、心配ばかり、イエス・キリストはそんな私たちのありのままを受け止めてくれている、そんな私たちを大切に思ってくれている、聖書はそのことを私たちに教えてくれているように思う。愛するというのはそういうことなんじゃないのかな。