牧師のひとり言の目次 

笑ってごらん


 最近『Smile』という曲が気になっているというか気に入っています。チャップリンのモダン・タイムスという映画のために作られ、後に歌詞がつけられた曲です。
 「心が痛くても、それが壊れそうになっても笑ってごらん、そうすれば何とかなる。たとえ恐れや悲しみの中でも笑ったならば、明日はきっと太陽があなたのために輝くだろう。もし君が笑えば、人生にはまだ価値があるとわかるはずだ。」というような意味の歌です。

 思うようにことが進まなかったり、こんなはずじゃなかったのに、昔はきちんと出来てたのにと思うような時、自分自身を責め、嘆き、落胆してしまいます。そしてついつい暗い気分になり、暗い顔にもなってしまいます。
 そんな時に、笑ってごらんなんて言われてもなかなか笑えません。でもイエス・キリストは、大丈夫、何があっても私がついてる、お前はそのままで大事なんだから、と言ってくれているような気がします。だったら、こんな自分でもまぁいっかという気になってきて、笑ってみようかという気にもなってきます。