牧師のひとり言の目次
視 点
太陽系の惑星が列を作って並んでいるような図はよく目にしますが、実際星と星の間はどれ位離れているんだろうかと思っていました。しかし実際の縮尺で書いてある図を探し出せず、仕方なく自分で作ってみようかと考えました。
一枚の紙に惑星を全部入れようとしましたが地球がとても書けない程小さくなってしまうことが分かりました。ぎりぎり見えるようにということで地球の直径を1mmにすることにしました。そうすると太陽の直径は10cm、水星は0.4mm、金星は0.7mmくらいになります。しかしその縮尺でも太陽からの距離は水星が4.5m、金星が8.5m、地球が11.7mくらいになります。
とても一枚の紙には入らないので、礼拝堂の後に10cmの太陽をはり、上記の距離に水星と金星と地球を置いてみました。火星から外の惑星は教会に入りませんでした。そうすると普段見る惑星の図とはまるで違って星と星の間は思いの外広くて、何より地球から太陽まではこんなに遠いんだとびっくりしました。地球を外から見ることで地球に対する見方も変わったような気がしました。
視点を変えることで違うものが見えてくることがあります。神の目を通して、神の視点で自分を見るとまた違った自分が見えてくることでしょう。神の視点から見ると自分の価値もきっと違って見えます。