牧師のひとり言の目次
まあいっか
後悔先に立たず、と思うことがしばしばです。つい馬鹿なことをやってしまったり言ってしまったり、浮かれてしまってちゃんとあいさつもしなかったり。そんなちょっと気をつけておけばしないで済むようなヘマをしては後悔し、忘れた頃にまたそれを繰り返します。
自分で気づきもしない失敗はもっともっと多いのかもしれませんが、もしそのことを全部責められるとしたらとても生きてはいけないだろうなと思います。
誰かから責められることも大変ですが、自分で自分で責めることも同じように、あるいはもっと大変だろうなと思います。
たとえ周りから責められ、自分でも自分を責めることがあっても、どこかで自分で自分のことをまあいいかと思えるならばどうにか生きていけそうな気がします。「まあいい、まあいい、大丈夫、大丈夫。」と囁く神の声が心の底から聞こえてきます。
だったらまあいっかと思って生き続けています。