牧師のひとり言の目次 

一 歩

 ある大会社の会長がこんなことを言っていたそうだ。「成功したときの達成感に浸ることで次の仕事をやっていく力がでてくる。」
 自分にそれができた、という充足感が新たな仕事をする力を生む。自分にそれをする力があることを知ることで自分の存在を肯定できる。そこで自信と安心が生まれ、落ち着いて次のことに向かうことが出きる。まわりからも認められると尚更である。 
 一歩ずつ足元を固めていくことで長い道のりも歩くことが出来る。一歩を確実に出せないと次の一歩、更に次の一歩はどんどん不確かなものになる。
 自分の歩みを確実なものにするためには小さな一歩を自信を持って踏み出すことが必要だ。小さな成功を心から喜ぶことから自信と力が生まれるのでないか。たとえ周りの人よりも小さくても、自分の一歩を喜ぶこと、それがやがて長い道のりを歩く力になると思う。
 今日の些細な成功、小さな一歩を喜べるかどうか、すべてはそこにかかっているのかもしれない。