牧師のひとり言の目次 

栄 養

 最近娘に、「お父さんはいつもご飯を食べるのがはやい、もっと噛んで食べるように」と言われます。しっかり噛んで食べないとその栄養を充分に吸収することができないのでしょうが、ついついどんどん胃に送り込んでしまいます。
 嫌いなものは別の皿に出しといて、好きなものはどんどん胃に送り込んでいきます。好きなものでもその栄養を充分に摂れないままになっているのかもしれません。
 聖書を読む時に、読んですぐに分かる所と分からない所があります。分かる所はそうだそうだ、と思いながらさっと読んでしまいます。あるいは有名な所だと知ってる知ってると思いつつこれもさっと読んでいきます。逆に分からない所だとさっぱり分からん、と聖書を閉じてしまいます。
 さっきの食事と似ています。好きなものはどんどん食べる。嫌いなものは食べない。どちらにしても口の中で充分に噛むことがありません。これでは食べたものでも充分に栄養を摂ることはできていないのかもしれません。
 知っている所でもこれは分かっているとすぐに飲み込むのではなく、分からない所もすぐに吐き出すのではなく、じっくりと噛んでみることが大切なように思います。
 「あなたの御言葉が見いだされたとき/わたしはそれをむさぼり食べました。あなたの御言葉は、わたしのものとなり/わたしの心は喜び躍りました。」(エレミヤ書15:16)
 この人あまり噛んでないみたいだなあ、、。