牧師のひとり言の目次
食べ物? 薬?
最近なんだかよく風邪をひきます。そして病院に行き点滴を打ち、薬を貰って帰ります。
病気の時には薬を飲みます。でももちろん人は薬で生きている訳ではありません。薬だけを飲んでいても生きていくことはできないでしょう。日頃の食事によってこそ生きているからです。しっかりと食事を取っていなくて、病気になった時には薬があるから大丈夫というのはおかしな話しです。
苦しい時の神頼み、なんて言葉があります。確かに苦しい時にも神さまは助けてくれるでしょう。でも苦しい時だけ神に頼むのは、不摂生をしていながら病気だからといって薬をいっぱい飲むようなものです。いざという時になって祈ったのに神が応えてくれないとか、聖書は慰めにならないと怒るのは、いつもの自分の偏食は棚に上げて、この薬はすぐ効かないからだめだといって騒ぐようなものです。日頃から栄養のある食事をきちんと採るべきでしょう。
「あなたの御言葉が見いだされたとき/わたしはそれをむさぼり食べました。あなたの御言葉は、わたしのものとなり/わたしの心は喜び躍りました。」(エレミヤ書15:16)
御言葉は薬というよりも食べ物でしょう。薬だといつも飲まないといけないということはありません。しかし御言葉が食べるものだとすると、これを抜かすということは大変なことです。体調不良の原因になります。3食昼寝付きくらいが一番かもしれません。